東には奧羽山脈が連なる広々としたロケーション。564㎡の敷地は奧に広がり、今後のライフスタイルと共に変化していくだろう。こじんまりとした住居だが、カーポートがファサードのバランスをとり安定感を出している。玄関を開けると垣根なく見渡せる居間はとても潔い。一臺の薪ストーブが暮らしの中心で、ストーブから放射狀にダイニングやキッチン、水回りが配置されている。ワンルームは小さく暮らすために必要なスペースが交差していて動線も短く使い勝手が良い。ややポップな家具をチョイスしたクライアントだが、選び方も獨自な考えでとても面白い。ガシガシに使い込まれてようやく進化を発揮するだろう。ウッディなインテリアはやはり鋳物の薪ストーブと相性が◎である。