ようやく完成。
25坪の小さな住まいですが、なるべく狹さを感じさせないような工夫をしております。
高性能住宅の良さの一つとして、內部の開放性が高まりますからその分だけ建坪を少なくすることが可能です。
開口部を適切に大きくして外部を取り込む広がりのある空間を構成できます。
つまり建物の高性能化とは省エネが第一目的ではなく、「どのような暮らしをするか」を考える一つの手段なわけです。
スペック主義はいけません。時代が進み、そのスペックが古くなったときに目的が見えにくくなってしまうからです。
大事なのは背景と根拠です。
性能値を誇るのではなく、豊かな暮らしを自慢しましょう。