外観も形になってきました。
施工にご苦労をお掛けしております!
水平ラインが特徴的ですね。
巖手に前先生がやってきます。
今更説明する必要もないかもしれませんが、
東大準教授で著作「エコハウスのウソ」は大ヒット。
講演から研究から引っ張りだこ。
間違いなくこれからの環境分野を擔う研究者の方ですね(すでに擔っているのか)
前先生の講演は內容もすごいですが、わかりやすさがポイントですよね。
研究者の知識でわかりやすく伝えられたらもちろん理解が深まります。
何より話を聞いてて楽しい。この小難しい分野で楽しいってすごいです。
それから巖手中小企業家同友會の菊田事務局長の講演もあります。
いま巖手はエネルギーヴェンデ(大転換)を目標にすごいスピードで動き始めています。
同友會のような力のある組織がエネルギー革命を起こしたら巖手は
日本のフォーアールベルクになるに違いありません。
このイベントはDotプロジェクトと巖手中小企業家同友會の共催となっており、
Dot座長の本間先生からもお話があり盛りだくさんの內容です。
參加にアマ?プロは問いません。平日ですが、お時間あるかたはぜひ。
申込み?詳細はこちらから→→講演會 2016.9.13
71周年を迎える今日平和祈念式典が行われました。
長崎市長の平和宣言や被爆者のスピーチなど當時の悲慘さがひしひしと伝わってきます。
広島も同様に原爆含め戦爭に正義などありません。
もちろんその悲慘さを直接僕らは知りませんが、知らないからこそ先人の教えを聞いて
過ちを繰り返さないことが重要だと思います。
「甘ったれたことを言うな!」と戦爭に賛成する人たちもいますが、無責任かつ歴史から
學ばない愚かな発言だと思います。
同じ過ちを繰り返さないで、解決方法を探るのが成熟した大人のやり方ではないでしょうか。
福島の事故についても同じだと思います。
この前那須に行きました。福島の隣県ですが、風向きによりかなり放射能が高い地域があったとか。
今も見えない恐怖に苦しんでいる方々がたくさんいると聞いています。
技術は人間を幸せにするはずなのに、技術者も科學者もそれを願って開発をしているはずなのに
なぜか技術が足かせになってしまっている。
大きな動力は一部の利権により決まっている現狀にも問題があります。
もちろん原子力発電も必要とされニーズに合ったエネルギーとして役割を果たしてきました。
高度経済成長によりたくさんのエネルギーが必要となった時代。
そのおかげで現在の日本があるわけで、そこを否定から入ると水掛け論です。
戦爭も原発も被害にあった當事者の方々は並々ならぬ思いもあるでしょうし、
その痛みは計り知れません。
だから繰り返してはいけない。
代替案がないわけじゃないのだから、英知を絞って(正確には解決策は見えていると思う)
行動しなければいけない。
変えることはリスクもありますが、変えないことの方がリスクが大きいこともあります。
そんなことを考えた一日でした。
ドイツ在住の日本人建築家金田真聡さん。
噂には聞いておりましたが、野望のある(笑)素晴らしい方でした。
ベルリンと日本で設計だけでなくコンサルタントや執筆活動など幅広く活動されているとのこと。
今回帰國のタイミングでわざわざ?大曲にも來てくれました。
同年代ですし、志は一緒のようで話は大いに盛り上がりました。
単身でドイツに行く勇気もすごいですが、5年いて日本の大手企業などのコンサルタントも
するほどの実力者。省エネ建築に対する凄まじい思いがありました。
これから色々と交流していく約束をしましたが、また一つ仕事に楽しみが出來ました。
引き合わせてくれた日経BP社の小原さんありがとうございました。
※右側から金田さん、東北新聞社の紺野さん、日経BP社の小原さん